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【時計電池の選び方】電池の品質に違いはある?

 

大切な時計だからこそ使用する電池にもこだわろう!
オメガやタグホイヤーなど、スイスの高級ブランドの時計メーカーの多くがスイス製時計電池のrenata(レナータ)製を採用しています。
世界では、日本メーカーのSII(セイコーインスツル)、村田、マクセルと米国のEnergizer(エナジャイザー)、ドイツのVARTA(ファルタ)があります。高温多湿の東南アジア(日本を含む)は、耐漏液性に優れた電池を使用しないと時計内部で漏液する可能性があり、スウォッチ本社ではrenata製を純正電池としていますが、スウォッチ・ジャパンでは日本製の電池を採用しています。タグホイヤー社やパテップフリップ社ではSII製の電池を純正電池として採用しています。

 

ドクターウォッチではSII製の電池を採用
ドクターウォッチでは、設立当初からSII仙台事業所(時計電池の生産工場)から直接購入していますので、常にフレッシュな電池使用しています。
SII製の電池の各サイズ毎の電池容量も業界では高容量の電池生産をしていまので、業界でも電池寿命も業界ではトップクラスです。

対漏液に強い電池
高温多湿という日本の気候条件に適用するため、時計生産設備を一新しクリーンルームで電池生産しています。
時計の内部に不純物であるコンタミをできる限り取り除く為 業界初のクリーンルームでの生産を開始しました。
しかも最速のスピードで性能のばらつきを最小に抑えた最新の生産設備を投入し年間3億個生産しています。
時計メーカーであるSIIが業界NO.1の生産量と業界NO.1の対漏液に優れた電池を提供しています。

前回記事、▼早めの電池交換をお勧めでもご紹介しておりますが、電池が切れた状態放置すると、過放電現象によって電池の漏液が発生する場合があります。

電池自体の品質の差もありますが、日本製の電池でも外国でリパックされた商品は、パック工程でショートして容量が劣化した電池も混入する場合がありますので、品質の差が出やすいという傾向にあります。SII(セイコー)製の電池の特徴については、▼腕時計用ボタン電池のご紹介で詳しくご紹介しております。

時計の電池交換をする上で、電池メーカーまで指定するケースは少ないかもしれませんが、大切な時計だからこそ、時計の性能に大きな影響を与える電池を選択したいですね。

 

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