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金属ベルトと革ベルトそれぞれのメリット・デメリット

ステンレスベルトと革ベルトそれぞれのメリット・デメリット

時計ベルト論争!金属ベルトと革ベルトどっちを選ぶべき?

腕時計においては、そのブランドはもちろんのこと、機能性やデザイン性、実用性など様々な要因でその商品を選ぶのが一般的です。もちろん、見た目のデザイン性がもっとも重視される傾向にあるかもしれませんが、ご承知のとおり

腕時計を構成する主な部品は「時計本体+ベルト」

であり、ベルトがなければ腕時計が成立しませんので、ベルトという部品はとても重要なパーツと言えます。時計のベルト素材においては、主にステンレスなどの金属ベルトのほか、革ベルト、ラバーベルトなどがあり、近年ではスマートウォッチの登場で、布製なども出回るようにしましたが、時計ベルトについては、どちらかと言うと

ファッション性が高いアイテム

もちろん、身につけたり・外したりがしやすいといった実用面で選ぶ方もおりますが、やはり見た目重視で、金属なのか革なのかを選び方が多いのではないでしょうか。この、金属ベルトが良いのか?革ベルトが良いのか?という点は

古くから時計好きの間で論争が引き起こされている

と言っても過言ではありませんし、年代的には

金属ベルト:20~30代
革ベルト:40代以降

といったイメージがありますが、これはあくまで主観であり、個人の好みの部分ではあります。
また、40代以降ともなりますと腕時計も数本所有され、TPOに合わせて使い分けするようになりますので、一概に

「金属・革どっちを選ぶべき」というのが決められない

というのが実情かもしれません。

そこで今回は、そんな時計の見た目を左右する「金属ベルトと革ベルトどっちを選ぶべき?」と称し、金属ベルトと革ベルトのメリット・デメリットをそれぞれの特徴に合わせてご紹介していきます。大切な時計を長く使い続けるためにも、それぞれの特徴を理解しておくと、より愛着も増すことでしょう。

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高級感満載~金属ベルトの魅力とメリット・デメリット

高級感満載~金属ベルトの魅力とメリット・デメリット

腕時計の金属ベルト・革ベルトは、それぞれのメーカーが、そのモデルに適した素材でプロダクトされるので、モデルのよっては金属メルトも革ベルトも選べる場合もありますし、どちらか片方しかラインナップがない場合もあります。近年では、ラバーベルトも人気が高まりつつあり、

・ウブロのビッグバン
・オーデマピゲのロイヤルオークコンセプト

などは、そのラインナップのほとんどがラバーベルトです。 要は、そのモデルやコンセプトに適したベルト素材が採用されているということになりますが、なかでも多くのブランド、多くのモデルに採用されている金属ベルトは、

その存在感や高級感、エグゼクティブさ

などを背景に、古くから選好されている定番素材です。
そんな金属ベルトのメリットとデメリットを幾つか見てみましょう。

≪金属ベルトのメリット≫
・腕への装着時の存在感が際立つ
・高級感やステータス感がある
・ビジネスでもカジュアルでも合わせやすい
・耐汗性や耐水性が高くそのまま水洗いできる
・耐用年数が長い

≪金属ベルトのデメリット≫
・価格が相対的に高額になる
・時計全体の重量が重くなる
・普段使いでも傷がつきやすい
・コマ調整(長さ)が面倒
・交換時の費用も高額になる

といったところでしょうか?

その他、人によっては金属アレルギーで痒くなるといったデメリットもあるようですが、デメリット以上にメリットの点で得られる満足度が高いのも事実。「パチッとバックル(中留め)を留めた時の感触がたまらない」という方も多いのではないでしょうか?

 

満点のオシャレ感~革ベルトの魅力とメリット・デメリット

満点のオシャレ感~革ベルトの魅力とメリット・デメリット

一方の革ベルトにおいては、ヨーロッパ風なオシャレな雰囲気を醸し出し、クラシックさやフォーマル感といった大人の雰囲気を演出できる傾向にあります。ただし、革ベルトもまたそれぞれメリット・デメリットがありますので、その点も踏まえて時計を選ぶ必要があることを覚えておきましょう。

≪革ベルトのメリット≫
・金属ベルトに比較して相対的に安価
・重量が軽く装着感も良好
・腕周りの長さ調整が楽
・好みや季節に応じて適宜交換できる
・知的であったり時計上級者っぽくみせられる

≪革ベルトのデメリット≫
・耐水性に低く雨や汗に弱い
・肌に触れるベルト内側の汚れが目立つ
・耐久性が低く定期的に交換が必要
・カジュアルシーンに合わない場合がある

メリット・デメリットについては、上記以外でも実際に長く使い続けることで、感じる部分が増えてくるため、それを愛着として感じることができるか、ストレスを感じてしまうかは人それぞれ。耐久性が低くても

定期的に交換できる革ベルトの方が飽きは来ない

といったように、考え方次第ではデメリットをメリットに変えることもできるので、メーカー純正で、金属ベルトも革ベルトも設定のあるモデルを選んでおくと、どちらも違和感なく装着することができ、長きに渡って時計を愉しむことができるでしょう。

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